(ひととき)若い人たちを思う

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 91歳の母が、昨今の「不本意な春」を過ごす若い人たちの様子を新聞やテレビで見てつぶやいている。「戦争でもないのに可哀想にねぇ」

 75年前の3月、母は女学校4年生で「卒業式」を迎えた。既に授業はなくなり軍需工場へ勤労動員で働きに行っていたが、戦争の影響で1年早く、一つ上の人と一緒に卒業となったらし…

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