折々のことば:1751 鷲田清一

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 人生をなげちゃっている、しかもなげた結果暴れまわるとかそういうことではなくて……なげている自分を唄にしてしまう。

 (田中優子)

     ◇

 初めて料理屋の座敷で、芸者が三味線を鳴らしながら小唄を歌うのを聴いた時、どこか人生への「絶望」を感じたと江戸文化研究家は言う。未来に希望を託さずに今ここ…

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