64年前の判例「今も正当性」 従わぬ高裁判決、審理を差し戻し

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 一審の無罪を、追加の証拠調べなしに二審が有罪にするのは許されない――。64年前の最高裁判例の評価が焦点となった裁判の上告審判決で、最高裁第一小法廷(山口厚裁判長)は23日、「判例の正当性は失われておらず、変更すべきではない」との判断を示した。判例に従わずに有罪とした二審判決を破棄し、東京高裁に審理…

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