(書評)『近現代日本の民間精神療法 不可視なエネルギーの諸相』 栗田英彦、塚田穂高、吉永進一〈編〉

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 ■国境越えねつ造された起源を暴く

 私は学生の頃から、催眠術、西式健康法、野口整体、手かざし、静坐(せいざ)法などをやってきた。医者に行ってもどうにもならない問題があったからだ。一定の効果が感じられる以上、それらの療法を斥(しりぞ)ける理由はなかった。それらにどういう「科学的」根拠があるのかわから…

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