(時代の栞)「ぐりとぐら」 1967年刊 中川李枝子・作、大村百合子・絵 読み継がれる創作絵本

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 ■カステラ分け合う、笑顔の物語

 ぼくらの なまえは ぐりと ぐら――。

 6月中旬、東京都世田谷区の子育て支援施設で、元保育園長の星谷召子(しょうこ)さん(68)が2組の親子に「ぐりとぐら」を読み始めた。

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 ふんわり大きなカステラを食べる場面で星谷さんが取り分けるしぐさをすると、2歳の男の子が…

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