宮崎で30.3度、全国で今年初の真夏日 東京都心は3回目の夏日に
力丸祥子
南西から日本付近に暖かい空気が流れ込んだ影響で、26日は各地で気温が上がっている。気象庁によると、午後4時までに宮崎県高鍋町と大分県佐伯市でいずれも30.3度になるなど、九州の計4地点で全国で今年初めての「真夏日」(30度以上)を観測した。気候が異なる東京都の南鳥島を除けば、1999年に鹿児島県奄美市名瀬で30.4度を観測したのと並び、最も早い真夏日となった。
気象庁によると、東京都心でも朝から気温が上がり、午前10時すぎに25.9度の「夏日」(25度以上)になった。今月、都心で夏日を観測したのは3回目。
宮崎県、鹿児島県、高知県などの沿岸部ではフェーン現象の影響で、局地的に30度前後となる地点もあった。午後4時時点で、茨城県から沖縄県の143地点で、3月としての最高気温の記録を更新した。
27日以降も上空は暖気に覆われた状態が続くが、29日には雨が降り、気温も平年並みか低くなるところもあり、寒暖差に注意が必要だ。
有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。
【春トクキャンペーン】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら