安倍元首相襲った銃弾から2年8カ月 旧統一教会解散の地裁判断は

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高島曜介
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 世界平和統一家庭連合(旧統一教会)に対する解散命令請求について、東京地裁が25日午後、請求を認めるかの判断を示す見通しだ。

 旧統一教会が注目を集めたきっかけは、2022年7月8日に奈良市で発生した安倍晋三元首相の銃撃事件だった。この事件で殺人などの罪に問われている山上徹也被告(44)が逮捕後の調べに、母親が教団に金を納めたことで生活が苦しくなり、「(教団を)恨む気持ちがあった」と供述。教団トップを狙うのは難しく、安倍氏が教団友好団体の行事に寄せたビデオメッセージを見て「つながりがあると思って狙った」と話したという。

 事件直後から、教団の高額献金問題とともに、自民党議員を中心とした教団側と政治家との接点が相次ぎ発覚し、社会的に批判が集まった。

 自民党は22年9月8日、党…

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この記事を書いた人
高島曜介
東京社会部|調査報道担当
専門・関心分野
事件、外交、安全保障
旧統一教会問題

旧統一教会問題

2022年7月8日に起きた安倍晋三元首相銃撃事件をきっかけに、旧統一教会の問題が関心が高まっています。最新ニュースをお伝えします。[もっと見る]