船井電機への民事再生法適用申請を棄却 原田氏側「対応、検討中」

清井聡
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 破産手続きが進む船井電機について、会長の原田義昭元環境相による民事再生法の適用申請を東京地裁が棄却したことが18日分かった。原田氏の事務所が公表した。今後の対応は「現在、検討中」としている。

 原田氏は船井グループ全体での再建は可能と主張し、投資家からの資金調達の案を示すなどしていたが、認められなかった。

 船井電機は昨年10月末に破産手続きが開始された。原田氏は破産の取り消しを求める即時抗告もしていたが、これも東京高裁が昨年末に却下され、上訴も認められなかった。

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この記事を書いた人
清井聡
経済部
専門・関心分野
企業経営、ガバナンス、産業政策