新幹線60周年、静岡駅で出発式 JR東海「安全性、快適性に磨き」
本間久志
東海道新幹線が開業から60周年を迎えたのを受け、JR静岡駅で1日、記念の出発式があった。堀田昌子駅長の出発合図とともに代表者によるテープカットがあり、上り始発の「こだま804号」が午前6時22分にゆっくりと動き出した。
式ではJR東海の中村明彦副社長が「これまで一貫して安全性、正確性、快適性に磨きをかけてきた。列車の衝突や脱線による乗車中の死傷者はゼロ。今後も多くの人に使ってもらうために社員の力を結集させたい」などとあいさつした。
同社によると、同新幹線17駅のうち県内には最多の6駅があり、静岡駅の平均乗車数は1日約2万人(2023年度)。
出発式を見に来た静岡市清水区の男性会社員(59)は新幹線とほぼ同じ年齢。「子どものときは祖母と冷凍みかんを食べたし、20代の頃は東京に勤務していて、週明けの月曜日に乗って戻っていました」と思い出を話した…
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