脱線、信号見落とし、ドア開いたまま…熊本市電に運輸局が改善指示

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杉浦奈実 石垣明真
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 熊本市電で今年、脱線や事故につながりかねない「重大インシデント」などが相次いでおり、九州運輸局は20日、運行する市交通局に対し、運転士への教育や管理体制の見直しなどを求める改善指示を出した。同局は再発防止策を話し合う第三者委員会に諮り、10月21日までに改善措置の報告をする。

 市電では3月、車両をつなぐ連結棒が走行中に外れ、7月には脱線事故も起きた。いずれもけが人はいなかった。運転士が赤信号を見落として、出発したり交差点に入ったりするトラブルも続発している。

 ドアを開けたまま走行するト…

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この記事を書いた人
杉浦奈実
くらし科学医療部|環境省担当
専門・関心分野
生物多様性、環境、科学