小田急ロマンスカー、新型車両の設計開始 29年3月運行目指す

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中村建太
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 小田急電鉄は9日、新宿と箱根を最短1時間15分で結ぶ「特急ロマンスカー」について、新型車両の設計を始めたと発表した。今後1年かけてコンセプトやデザインの検討を進め、2029年3月の運行開始を目指すとしている。

 小田急によると、今月2日に設計作業を始めた。内外装は「COA(コア)一級建築士事務所」と共同でデザインし、車両設計はロマンスカー製造で実績のある大手車両メーカーの日本車両製造が担う。

 ロマンスカーには観光向けと通勤向けの特急があるが、新たな車両は主に観光特急として運行する予定だ。23年に退役した白い車体が印象的な「VSE(50000形)」の後継として位置づける。

 ロマンスカーの代名詞である…

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この記事を書いた人
中村建太
経済部|国土交通省担当
専門・関心分野
運輸政策・産業、ものづくり、地方格差