JR渋谷駅「新南改札」21日オープン 現在より200メートル移動

細沢礼輝
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 リニューアル工事が続くJR渋谷駅で「新南改札」が完成し、21日の始発から使用が始まる。中央改札から最も恵比寿駅寄りに離れた現在の改札より、約200メートル近づくことになる。

 オープンする新南改札は、国道246号南側の線路上に建設される6階建て新駅舎の3階に設けられる。線路を挟んで東西に立つ再開発ビル「渋谷ストリーム」と「渋谷サクラステージ」を結ぶ自由通路に面している。

 20日を最後に閉鎖される現改札は、埼京線の渋谷駅延伸から5年後の2001年に開設。中央改札から約400メートル離れ、埼京線ホームにしか下りられなかった。新たな改札は山手、埼京両線のホームに下りられる。

 18日の内覧会で、JR東日本の山村大輔・渋谷駅長は「新たな改札でお客様の利便性と街の回遊性が高まる」と話した。

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この記事を書いた人
細沢礼輝
東京社会部|鉄道担当
専門・関心分野
鉄道を中心とした運輸部門