バイデン大統領のAI「なりすまし音声」、男を起訴 罰金9億円も

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サンフランシスコ=五十嵐大介

 今年1月、米大統領選の予備選前に、バイデン大統領に似せて人工知能(AI)で生成された音声の自動電話がかかり、投票をしないように呼びかけた事件で、米北東部ニューハンプシャー州の司法当局は23日、政治コンサルタントの男を投票抑圧などの罪で起訴した。

 また、米連邦通信委員会(FCC)も23日、電話の発信者番号の偽造を禁止する法律に違反したとして、この男に600万ドル(約9.4億円)の罰金を科すと発表した。

被告の男を取材すると…

 起訴されたのは、南部ニュー…

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この記事を書いた人
五十嵐大介
編集委員
専門・関心分野
テクノロジー、経済、グローバリゼーション