近鉄の奈良、京都、橿原、天理各線で新型一般車両が10月にデビュー
瀬戸口和秀
近畿日本鉄道が10月から奈良、京都、橿原、天理の各線で新型一般車両の運行を始める。新型の一般車両の導入は2000年以来24年ぶり。24年度に4両編成を12本、計48両を整備が完了次第、順次投入する。
外観のデザインは近鉄らしいツートンカラー。車内には、ベビーカーや大型の荷物を持つ乗客が座って過ごせるスペース「やさしば」を、1両あたり2カ所設ける。
また、夏や冬に駅で長時間停車する際、車内の保温のために乗客が個別に扉を開閉できるスイッチを設置する。混雑の状況に応じてロングシートと、進行方向に向かって座るクロスシートを切り替えられるようにするほか、防犯カメラを1両あたり4カ所設ける。
さらに25年度には、奈良線、京都線、橿原線、天理線に新型車両を計36両導入する予定。このほか、大阪線に8両、名古屋線と南大阪線にはそれぞれ12両を投入する予定としている…
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