交際経験がある人の18%が、相手から暴力を受けていた――。そんな実態が、内閣府が26日に公表した「男女間における暴力に関する調査」で明らかになった。いまの設問になった2014年以来、過去最多となった。
調査は、3年に一度実施。今回は昨年11~12月、18歳以上59歳以下の男女を対象に行い、2950人から有効回答を得た。
身体的暴行、心理的攻撃、経済的圧迫、性的強要の四つの暴力について尋ねたところ、交際相手からの暴力は、18%の人が経験。女性は22・7%、男性は12%が被害を受けていた。うち、女性で23・3%、男性で7・2%が「命の危険を感じた」と答えた。一方、被害を受けた人の39・1%は、どこにも相談していなかった。
元交際相手や職場の関係者な…
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