氷川きよしさんが独立、活動再開を公表 「歌い続けていきたい」

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 2023年1月から休養している歌手の氷川きよしさんが24年間所属した事務所から独立し、新会社を設立して活動を再開すると、所属事務所と新会社がそれぞれ27日にホームページ(HP)で発表した。独立は3月31日付。8月以降、東京、大阪、埼玉での公演を開く日程も公表された。

 HPによると、新会社は「KIIZNA」(キズナ)で、ファンやスタッフなど支えてくれた人たちとの「絆」を大切にしたいとの思いから名づけたという。

 氷川さんはコメントを公表。その中で「新たなスタートとなり、決して生やさしい道ではございませんが、復帰を待ち続けてくださったファンの皆様、これまでお世話になった関係者の皆様のお気持ちにお応えするためにも、新しい氷川きよしの世界を披露できるように精進して参ります」と記している。

 所属事務所だった長良プロダクションは、24年間にわたる活動についてファンらに感謝の言葉を記したうえで、「休養期間を経て、これまでの歌手としての活動を基に、新たな氷川きよしの世界への更なる飛躍を目指し、活動を再開し新たな一歩を踏み出すこととなりました」と報告した。

 氷川さんは福岡県出身。00年に「箱根八里の半次郎」でデビューし、「きよしのズンドコ節」などがヒット。演歌界のアイドル的な存在として活躍してきたが、23年1月から歌手としての活動を休養していた。

       ◇

(氷川さんのコメント全文は以下の通り)

 ファンの皆様、そして、関係者の皆様

 平素より格別なご高配を賜り、心より感謝・御礼を申し上げます。

 この度、氷川きよしは、24年間にわたりお世話になりました株式会社長良プロダクションから独立して、新たに活動をしていくことになりましたので、ご報告申し上げます。

 右も左もわからないデビュー当時からお仕事のチャンスや、ご指導を頂き、支えて頂いた、株式会社長良プロダクションの皆様には感謝の念に堪えません。

 今後につきましては、あらためてご報告を致しますが、現在、活動再開に向けての準備をしているところです。

 引き続き、初心を忘れず、自分らしく、歌い続けていきたいと考えております。

 新たなスタートとなり、決して生やさしい道ではございませんが、復帰を待ち続けてくださったファンの皆様、これまでお世話になった関係者の皆様のお気持ちにお応えするためにも、新しい氷川きよしの世界を披露できるように精進して参ります。

 皆様におかれましては、今後とも変わらぬお力添え、応援を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

 2024年4月27日

 氷川きよし

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