白山で高速鉄道ビジターセンターの完成式 新幹線の運転席模擬体験も

樫村伸哉
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 新幹線や鉄道の魅力を楽しめる体験型施設「高速鉄道ビジターセンター」が、石川県白山市に完成した。市立の施設で、愛称は「トレインパーク白山」。13日のオープンを前に、現地で3日、完成式があった。

 鉄骨5階建てで延べ床面積は3876平方メートル。土産を販売し、観光情報を提供する1階に、新幹線の歴史や、北陸で使われるW7系車両を紹介するエリアもある。台車やパンタグラフを展示し、運転席のシミュレーターも利用できる。レールの幅や架線の直径を測る作業も体験できる。

 3階は遊具のある子ども向けエリア。JR西日本の白山総合車両所が隣接しており、4階から連絡橋を渡って新幹線の点検作業を見学できる。5階屋上からは時速260キロで走る新幹線が目の前に見える。

 田村敏和市長は完成式で「大人から子どもまで世代を超えた方々に楽しめる施設。大いに活用し、近隣の能美市野々市市川北町の観光施設とも連携していきたい」とあいさつした。

 午前9時~午後5時に開館。水曜休館。入館料は高校生以上500円(税込み)、中学生以下無料。シミュレーターは別途、大型300円、小型100円の利用料がかかる。(樫村伸哉)

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