惜しまれながら引退の東京メトロ「03系」復活へ 新たな舞台は群馬
杉浦達朗
都心を駆け巡っていたあの「03系」が、上電に生まれ変わる――。上毛電気鉄道(前橋市)は来年2月、老朽化した車両を23年ぶりに更新する。新たな車両は、東京メトロ日比谷線などで使われていた03系。上電の「800形」となり、活躍の舞台を群馬に移す。
上電は現在8編成(16両)を保有している。今回更新するのは1964~69年製の「700形」3編成。車齢60年近い700形は、老朽化のほか省エネ設計になっていないといった課題があった。
新車両として迎える03系は93年製で、2020年2月まで日比谷線などで運行していた。鉄道車両の引退時はセレモニーが開かれることもあるが、03系はコロナ禍での鉄道ファンの殺到を避けるために告知せずに引退した。そのため、惜しむ声も上がっていた。
前橋市によると、新車両は1…
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- 【視点】
東京出身の私は、かつて乗った電車に地方で再会すると、懐かしい思いがあふれます。一方、最近は頑張って新車を導入する地方私鉄も出てきていますね。古い電車も、新しい電車も、頑張って欲しいです!
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