『鉄道・絶景の旅』北海道の大自然、駅弁、キハ283系を満喫

平賀拓史
写真・図版
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テレビ番組評「試写室」

 『鉄道・絶景の旅』

 ★19日 BS朝日 夜9・00

 最東端の根室市から最北端の稚内市まで、北海道の鉄路を乗り通す。花咲線釧網線・石北線・宗谷線の4路線を乗り継ぎ、総延長は800キロを超える果てしない旅だ。太平洋からオホーツク海、日本海まで、車窓に広がる景色もめまぐるしく変わり、目が離せない。

 網走のかにめしに、旭川の「蝦夷(えぞ)わっぱ」など、旅情をそそる駅弁の数々。特急「大雪(たいせつ)」に今年度からデビューしたキハ283系=写真=も登場し、鉄道ファンも楽しませる。

 市街地はほとんど通らず、番組のほとんどが大自然の中。線路沿いに現れるキタキツネにエゾシカ、牧草地を散歩する馬や牛。タンチョウ、ラッコ、リス……。登場「人」物よりも動物の方が多かった。

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この記事を書いた人
平賀拓史
文化部|論壇担当
専門・関心分野
歴史学、クラシック、ドイツ文化など