「来年は地区王座で戻ってくる」 東海選抜で皇学館大の3選手も力走

佐藤孝之
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 駅伝の大学日本一をかけた5日の第55回全日本大学駅伝対校選手権大会(朝日新聞社など主催、長谷工グループ特別協賛)で、東海学連選抜の選手たちも伊勢神宮をめざして力走した。

 オープン参加の東海学連選抜のメンバーとして、皇学館大(三重県伊勢市)3年の3選手が出場した。沿道から大きな声援を受けながら津市からゴールまで6~8区を駆け抜けた。

 曽越(そごし)大成選手(三重・木本高)、岩島昇汰選手(岐阜・益田清風高)、畠山大輔選手(愛知・豊川工高)の3人。皇学館大は6月の東海地区選考会で名大に逆転されて2位になり、7大会連続出場を逃した。「悔しかった。でも今日は東海学連選抜として、いい走りをしようと気持ちを切り替えて臨んだ」。レース後に取材に応じた曽越選手と岩島選手は口をそろえた。

 昨年と同じ6区を走った曽越選手はタイムの更新を目指したが、果たせなかった。「体調をピークにもっていけなかった。それでも今の力の100%を出せたので悔いはない」。7区の岩島選手も昨年に続く出場だ。「学校の名前を背負った昨年と違い、いい意味でリラックスして走れたが、実力不足も痛感した」

 来年は4年生として部を引っ張る立場になる。「自分がエースに成長し、皇学館大として大会に戻ってくることが次の目標」と岩島選手。曽越選手は「この大会を2度走った経験を、自分自身だけでなく部全体のレベルアップにつなげたい。東海地区の王座を奪還します」と誓った。(佐藤孝之)

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