「武器輸出大国」へ韓国が本腰 侵攻などで需要増、目標「世界4位」
ソウル=太田成美
ウクライナ侵攻などにより需要が高まる武器の国際市場で、韓国の防衛産業が注目を集めている。ソウル近郊では10月、韓国最大級の展示会を開催。尹錫悦(ユンソンニョル)政権は「世界4位の武器輸出大国」をめざすという目標を掲げ、売り込みに力を入れている。
尹氏は先月17日、航空宇宙・防衛産業の展示会「ソウルADEX」の開幕式で、米英など57カ国の軍高官らを前に「援助と輸入に依存していた国が最先端の戦闘機をつくり、輸出するレベルに飛躍した」とアピールした。
展示会は2年に1度開かれており、今年は「過去最大規模」(大統領府)とする550社が参加。韓国が開発した超音速戦闘機「KF21」が初めて一般公開されたほか、最新の無人戦闘機(ドローン)や「AI操縦士」などの無人化技術も紹介された。
「価格が安く、納期早い」 専門家指摘
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