「番犬」が挑むデータジャーナリズム 社会課題、見える化する意義は
メディア空間考 山崎啓介
「ウォッチドッグ(番犬)」という言葉を久しぶりに聞いた。
この言葉を聞いたのは、9月下旬に都内で開催された「調査報道大賞」の授賞式でのことだ。
同賞は、NPO法人「報道実務家フォーラム」とスマートニュースの子会社「スローニュース」がすぐれた調査報道を年に1回表彰している。
今年の「データジャーナリズム賞」に朝日新聞の「みえない交差点」が選ばれ、同社の瀬尾傑・代表取締役から「調査報道は政府などの権力を監視するウォッチドッグ。社会課題を発見するという役割もあり、重要な役目を果たした」と激励を受けた。
みえない交差点は、全国10…
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