米国版はやぶさに「ボーナス」 カプセル内に予想外の小惑星粒子

有料記事

ワシントン=合田禄

 米航空宇宙局(NASA)は11日、「米国版はやぶさ」とも呼ばれる探査機オシリス・レックスが小惑星から持ち帰ったカプセルの中に、サンプルが入った回収容器の外からも小惑星の粒子が見つかったと発表した。予想外だったため、NASAは「ボーナスサンプル」と呼び、分析の結果、炭素や水分を含んでいることを確認した。

 太陽を周回する小惑星ベンヌ(直径約500メートル)からサンプルを採取した探査機は先月、カプセルを地球に放出。NASAなどが回収し、米テキサス州のジョンソン宇宙センターで取り出し作業を進めていた。

 NASAによると、地球の物…

この記事は有料記事です。残り290文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【春トクキャンペーン】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら

この記事を書いた人
合田禄
アメリカ総局|科学・米国政治担当
専門・関心分野
科学、医療、気候変動、宇宙開発