プーチン氏、元ワグネル「参謀長」を登用 志願兵部隊の組織化を指示
ロシアのプーチン大統領が、民間軍事会社ワグネルの「参謀長」だったアンドレイ・トロシェフ氏に志願兵部隊の組織化を指示したことが29日、明らかになった。6月の反乱失敗後に死亡したワグネルの創設者エフゲニー・プリゴジン氏に代わり、ワグネル戦闘員らの部隊を率いるとみられる。
ロシア大統領府が、28日に行われたプーチン氏とトロシェフ氏の会談内容を発表した。プーチン氏は「前回の会談で、あなたが志願兵部隊を組織化すると話した」とし、「あなたはそのような部隊で1年以上戦い、そのように行動し、事前に解決すべき問題も知っている」と任命理由を説明した。
ワグネルによる反乱の失敗後…
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- 【視点】
志願兵部隊を率いることになるトロシェフ氏は、プリゴジンの乱の直後にプーチン氏が新しいワグネルの指揮官として提案した人物です。 プーチン氏はワグネルの反乱後も、正規軍を牽制できるような独立した実力部隊を維持するという元々のアイデアを捨てられ
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