思い出と再会「緑やくも色」 リバイバルで歴代色そろう、11月から
渡辺翔太郎
【鳥取】山陰地方と岡山を結ぶJRの特急やくもに、緑と黄色の帯が特徴的な「緑やくも色」に塗装された車両が11月から登場する。1997~2011年に走っていたカラーリングだ。「国鉄色やくも」や紫色の車体が特徴的な「スーパーやくも色」に続くリバイバル運行第3弾で、これで381系やくもの歴代色がすべてそろうことになる。
JR西日本山陰支社によると、運行開始は11月5日のやくも10号から。「緑やくも色」になるのは1編成4両で、11月中は通常色のやくも2両を追加した6両で運転。12月からは4両の「緑やくも色」で運転するという。
「緑やくも色」の車両は10月28日午前10時から、これまでコロナ禍などのため開催が見送られてきた後藤総合車両所(米子市日ノ出町2丁目)の一般公開で展示される。同車両所の一般公開は5年ぶりで、入場無料。ミニサンライズの乗車体験や鉄道グッズなどの販売も予定されている。
山陰支社の佐伯祥一支社長は「やくもで山陰にお越しいただき、その良さを感じ、山陰へのリピーターになっていただきたい」と話す。
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