仙台育英は浦和学院と初戦、履正社は鳥取商と 夏の甲子園組み合わせ

 6日に開幕する第105回全国高校野球選手権記念大会(朝日新聞社、日本高校野球連盟主催、阪神甲子園球場特別協力)の組み合わせ抽選会が3日、大阪市北区のフェスティバルホールであり、出場49校の3回戦までの組み合わせが決まった。

 開会式直後の開幕カードは土浦日大(茨城)と上田西(長野)に決まった。昨夏、東北勢初の全国制覇を遂げ、史上7校目の連覇を狙う仙台育英(宮城)は第1日の第3試合で浦和学院(埼玉)と戦う。

 選抜4強入りしたチームの中で唯一、夏も出場する広陵(広島)は立正大淞南(島根)と第6日(11日)の第2試合で戦う。大阪大会決勝で3連覇を狙った大阪桐蔭を破り、優勝した2019年の第101回大会以来の夏の甲子園となる履正社は第2日(7日)の第2試合に鳥取商と戦う。

 台風6号の影響で大半の選手が沖縄から移動できず、初戦が第5日以降に設定された沖縄尚学は佐野春斗主将と比嘉公也監督と責任教師が出席した。佐野主将がくじを引き第6日(11日)の第1試合でいなべ総合(三重)との対戦が決まった。

 選手宣誓は、希望した17校の主将がくじを引き、高知中央の西岡悠慎に決まった。

 大会は休養日3日を含む17日間の日程で開催され、順調に進めば決勝は8月22日の予定。

 各校の初戦のカードは以下の通り。

 ▽1回戦

 第1日(6日)

土浦日大(茨城)―上田西(長野)

共栄学園(東東京)―聖光学院(福島)

浦和学院(埼玉)―仙台育英(宮城)

 第2日(7日)

川之江(愛媛)―高知中央(高知)

履正社(大阪)―鳥取商(鳥取)

英明(香川)―智弁学園(奈良)

愛工大名電(愛知)―徳島商(徳島)

 第3日(8日)

花巻東(岩手)―宇部鴻城(山口)

前橋商(群馬)―クラーク国際(北北海道)

日大山形(山形)―おかやま山陽(岡山)

大垣日大(岐阜)―近江(滋賀)

 第4日(9日)

鳥栖工(佐賀)―富山商(富山)

日大三(西東京)―社(兵庫)

市和歌山(和歌山)―東京学館新潟(新潟)

立命館宇治(京都)―神村学園(鹿児島)

 第5日(10日)

東海大熊本星翔(熊本)―浜松開誠館(静岡)

明豊(大分)―北海(南北海道)

 ▽2回戦

創成館(長崎)―星稜(石川)

 第6日(11日)

いなべ総合(三重)―沖縄尚学(沖縄)

立正大淞南(島根)―広陵(広島)

慶応(神奈川)―北陸(福井)

文星芸大付(栃木)―宮崎学園(宮崎)

 第7日(12日)

明桜(秋田)―八戸学院光星(青森)

専大松戸(千葉)―東海大甲府(山梨)

九州国際大付(福岡)―土浦日大と上田西の勝者…

有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。

【春トクキャンペーン】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら

  • commentatorHeader
    稲崎航一
    (朝日新聞大阪スポーツ部長)
    2023年8月3日17時24分 投稿
    【視点】

    【10年前も】仙台育英と浦和学院が夏の初戦から対決、というのはちょうど10年前の第95回記念大会でも実現しています。 左腕小島(現ロッテ)を擁する浦和学院は選抜大会を制し、夏の優勝候補にも挙げられていました。 仙台育英も選抜8強。熊

    …続きを読む