和歌山で2例目のファミリーシップ制度 事実婚の男女や子など対象に

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榊原織和
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 和歌山県橋本市は、現在導入している「パートナーシップ宣誓制度」を拡大し、同性カップルに加えて事実婚の男女、その子どもや親を家族として市が証明する「パートナーシップ・ファミリーシップ宣誓制度」を10月から始める。那智勝浦町は4月から制度を導入しており、少数者が自分らしく生きられるまちをつくろうとする動きが、県内でも進みつつある。

 橋本市は昨年10月に、現行法では婚姻関係を結べない同性のカップルを、家族に相当すると市が証明するパートナーシップ宣誓制度を始めた。その後、市にファミリー宣誓制度の導入について問い合わせがあったことや、性別に起因する差別をしないことをうたう市男女共同参画推進条例に沿った形にするため、パートナーシップ宣誓制度の導入から1年で拡大することを決めた。

 橋本市が10月から開始する…

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