「これを覚えたら楽に」 サッカー日本代表が語る「それなり」英語術

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聞き手・清水優志 辻隆徳

 昨年のサッカー・ワールドカップ(W杯)カタール大会で日本代表として活躍したMF守田英正選手(28)=ポルトガル・スポルティング=は、海外の舞台でさらなる飛躍をめざし、英語の勉強を続けています。効果的な学習法、それを長く続けるための心構えについて聞きました。

 ――2021年にJ1川崎フロンターレからポルトガルのサンタクララに移籍しました。いつから本格的に英語学習を始めたのでしょうか。

 「移籍する半年ほど前から始めました。特にスピーキングに苦手意識があったので、高校レベルくらいからやり直して、自己紹介や形式的な受け答えを重点的にやりました」

 「できるだけ、フロンターレの外国選手に英語で話しかけるようにしました。そういうことには慣れていなかったのですが(会話の積み重ねで)フランクに話せるようにはなりました」

 ――海外で活躍するには、やはり英語が必要でしょうか。

 「日常生活は、簡単な言葉で話すだけで、ほとんど困ることはないと思います。ただ、サッカーの面では、チームが強くなればなるほど必要性は高まってくるのかなと思っています」

 「サンタクララでは、あまり周りとコミュニケーションをとらなくても、ストレスなく自分のプレーができていた。(強豪の)スポルティングに移籍すると、やはり周りの要求がすごく高く、細かい指示も英語で受けます。主に戦術を理解するために、より英語を上達させる必要があると思います」

 ――今、取り組んでいる英語学習法は。

 「オンライン授業のほか、自…

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