悩み相談・会議録…ChatGPT使う外部サービス、入力情報どこへ
対話型AI(人工知能)のChatGPT(チャットGPT)が、メッセージングアプリや会議録作成など、さまざまな外部サービスに組み込まれ始めている。より身近に使えるようになってきたが、LINEでチャットGPTを使えるようにした「AIチャットくん」は、「友だち追加」してメッセージを送ると、チャットGPTからの返信が届く。利用者がLINEで打ち込んだ情報は、運営会社のpiconを介してチャットGPTを運営するオープンAIに送られる。そのため、piconも利用者の入力内容などの情報を得ている。
取得した情報の利用目的についてpiconは利用規約に、「サービスの提供、維持及び改善」だけでなく、「新サービスの企画開発」や「広告配信」の目的で分析や解析などに利用できると明記している。LINEでAIが話し相手になってくれる手軽さから、利用者はサービス開始から約3カ月で196万人にのぼる。piconは、「広告配信目的の解析は現在のところ行っていない」とするが、AIチャットくんで悩みを相談する人もおり、その内容が今後、広告配信のために利用される可能性はある。
AIチャットくんのようなサービスは、オープンAIが提供する「API」と呼ばれる仕組みを使ってチャットGPTに連携していることが多い。
オープンAIの「APIデータ利用ポリシー」では、API経由で入力されたデータは、明確な同意がない限り、AIの基盤となる大規模言語モデルの学習データには使わないと書かれている。また、チャットGPTに出入力されるデータは暗号化されており、不正利用を監視する目的のため、データは最大30日間保存されるとしている。
外部サービスにおいては、利用者が入力した情報の取り扱いは、企業によって異なる。
「食べログ」でも関連サービス、情報の扱いは
「OpenAIに文字起こし内容が送信されます。データは暗号化して送信され、学習に利用されることはありません」
会議の音声などを、AIが自…
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- 【視点】
無料のサービスは、なぜ無料で提供できるのか。それは、「入力する情報」か「あなた自身の個人情報や行動情報」が対価になっているからです。そのことはAIであろうが、検索エンジンであろうが、ゲームであろうが変わりません。広告業界には、インターネット
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