篠健一郎

経済部 | 電機・IT業界担当
専門・関心分野テクノロジー、AI、データ分析

現在の仕事・担当

電機・IT業界に加え、デジタルプラットフォーマーやAIなどの技術が、私たちの生活や社会にもたらす影響も取材します。データの分析・可視化を専門に取り組んでいます。

バックグラウンド

2008年入社。仙台、神戸総局を経て、経済部でIT企業や経産省などを担当。大学は文系学部出身でデータ分析の経験はゼロでしたが、2016年に東日本大震災の際にネット上で検索された単語を分析し、データ報道の可能性を感じました。その後、米国に留学し、プログラミングやビジュアル表現などのスキルを悪戦苦闘しながら学びました。2021年から4年間、データ報道に取り組みました。信号機がない交差点が警察の統計から漏れていることを指摘した調査報道「みえない交差点」で、2023年に「Internet Media Awards」のグランプリ、「調査報道大賞」のデータジャーナリズム賞を受賞。休日は近所をのんびり走りつつ、使っているランニングアプリのデータが気になってしまいます。

仕事で大切にしていること

専門とするデータ報道は、膨大なデータを分析、可視化することで新たな事実を掘り起こす調査報道の手法です。プログラミングなどのスキルに注目が集まりがちですが、試行錯誤を重ねる中で感じたのは、そうしたスキルは問題意識があってこそ生きるということです。それがなければ、データはただの数字に過ぎません。これまでのジャーナリズムと同じように問題意識を持つことを忘れずに取材をしていきたいと考えています。

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