どう見る?「欧州最後の独裁者」の健康不安説 気になるロシアの動き
ロシアと同盟関係にあるベラルーシのルカシェンコ大統領の健康状態をめぐって、さまざまな臆測が出ています。9日のモスクワでの対独戦勝記念パレードなどで体調不良が指摘され、一時は「死亡説」も出ました。15日には6日ぶりに姿を見せたものの、「異常に声がかすれ、弱々しい状態だった」と報じたメディアもあります。「欧州最後の独裁者」とも呼ばれるルカシェンコ氏。万が一のことが起きた場合、何が起きるのか。ロシアやベラルーシの経済・政治にくわしい、北海道大学の服部倫卓(みちたか)教授に聞きました。
――ルカシェンコ氏の健康状態をめぐり、さまざまな臆測が出ています。
対独戦勝記念日の9日時点で体調が非常に悪かったのは間違いないですが、それが何の病気なのか、どのくらい重いのかは推測するしかありません。ルカシェンコ氏が手に包帯のようなものを巻いていたので、カテーテル治療を行ったのではないかという指摘がありました。さらには、前立腺の病気ではないか、心臓の病気ではないかと様々な見立てがありましたが、臆測の域を出ません。
ただ、体調が悪そうだったにもかかわらず、その後表に出てきたので、すぐに命の危険があるとか執務を続けられなくなる状態にまでは至っていないと考えられます。
ルカシェンコ大統領、行かねばならなかった理由とは
――なぜあの健康状態で、ロシアの戦勝記念日の祝賀パレードに行ったのでしょうか。
対独戦勝記念日という祝日は…
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