LGBT法案、自民がG7前に国会提出へ 保守派に配慮の文言修正

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森岡航平
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 性的少数者への理解を広める「LGBT理解増進法案」について、自民党は8日、法案に反発する保守派議員らに配慮した修正案を党内会合で示した。週内にも党内手続きを経て、19日開幕の主要7カ国首脳会議G7サミット)の前に国会に提出する意向だ。

 修正案は、2年前に自民も含む超党派議員連盟を中心に作成した同法案にある「差別は許されない」という文言を「不当な差別はあってはならない」に、「性自認」という言葉も「性同一性」に変える内容。一部議員が「差別だと訴える訴訟が増える」などと異論を唱えてきたことを考慮した。自民の「性的マイノリティに関する特命委員会」などの合同会議にたたき台として示され、法案に反発していた議員からは「懸念していることへの文言修正はされている」と一定の評価をする声も上がった。

 週内にも党内合意を得て、国…

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