多様な性理解広げよう 山口市でパレード
青瀬健
「LGBTQ+」と総称される様々な性的少数者への理解を深めてもらうための催し「山口レインボープライド」が5日、山口県内で初めて山口市であった。
メインとなるパレードには支援者を含めて約200人が参加。「同性婚で世界はもっと幸せになる」といったプラカードや、多様性の象徴とされる虹色のレインボーフラッグを掲げ、手を振りながら約2キロを歩いた。同時に、支援者ができることを記した啓発パンフレットを街角の人々に配った。
性的少数者の当事者らでつくる実行委員会の田中愛生委員長によると、パレードには定員を超える参加希望があったといい、「関心の高さが分かってよかった。沿道の人から手を振っていただいてうれしい気持ちでいっぱい」と話した。
また、保守王国と言われる山口で中国地方では岡山県に次いでの開催に至ったことを「かなり大きな意味合いがある」と評価した。来年も開く予定だという。
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