プーチン氏の拘束「三つの可能性」 ICC逮捕状、日本にできること
聞き手・藤原学思
国際刑事裁判所(ICC)が、ロシアのプーチン大統領に逮捕状を出したと発表しました。現実的に、プーチン氏を拘束したうえで責任を問うことは可能なのでしょうか。立命館大の越智萌准教授(国際刑事司法)に聞きました。
プーチン氏に押された「国際指名手配犯」の烙印
――ICCが逮捕状を出した意義について、どのようにみていますか。
ICCの逮捕状発付の対象は、下位の将校クラスから始めるのではないかと考えていました。プーチン氏を最初の対象にした、というのは政治的なメッセージを重要視した結果なのだと考えられます。正義がなされるための第一歩であり、「大きなジャンプ」と言うこともできると思います。
ICCの捜査には限界があり…
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- 【視点】
見出しにある「日本にできること」だけでなく、今回の逮捕状の意義や、プーチン氏の外国訪問への制約、身柄拘束の可能性など、重要な論点がわかりやすくまとまった有益な記事です。
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