公明・山口代表、LGBT法案「自民後ろ向きで議長国は恥ずかしい」

[PR]

公明党山口那津男代表(発言録)

 (LGBT理解増進法案は)岸田(文雄)総理の標榜(ひょうぼう)する持続的に多様性を認め合う包摂的な社会、国を作っていくという方針と一致するもので、一刻も早く成立させるべきだ。

 すでに自民党も含めた超党派の議員で合意案を作った経過があり、自民党の中にもこれに賛同する方はかなりいらっしゃる。一部に異論を唱える人がいるようだが、しかしそれもこの岸田政権の唱える多様性を認め合う包摂的な社会をつくるという方向からすれば、理解増進法を否定するような意見とは到底考えられない。

 G7主要7カ国)各国の中で、日本だけが制度的な対応をしていない。議長国である日本はこうした法案に与党が、与党というか自民党ですね、自民党が後ろ向きな姿勢で議長国を務めるというのも恥ずかしいことだ。

 そうしたことを考えたときに、G7の首脳会議が行われる前に国会でこれ(理解増進法案)を成立させるという意思を明確にすることが望ましいと思っている。(記者会見で)

有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。

【春トクキャンペーン】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら