災害時どうする? 「不自由楽しむ」親子フェス、東久留米で11日

御船紗子
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 地震などの災害への備え方を親子で学ぶ「防災フェス」が東日本大震災から12年となる11日、東京都東久留米市イオンモール東久留米で開かれる。企画したのは同市内や西東京市内の小学校に子どもを通わせる「お父さん」たちだ。

 フェス会場には11のブースが設けられ、紙の食器の作り方や災害時伝言サービスの使い方などを学ぶことができる。防災教育が専門の中溝茂雄・神戸親和女子大教授の講演や、拡張現実(AR)での暴風雨体験、起震車による地震体験コーナーもある。

 フェスの実行委員長は、小4と年少の息子を持つ榊原淳一さん(42)。子育てする中で災害時にどう対処するかを息子たちに知ってもらおうと考えるようになり、長男と同じ学校に子どもを通わせる保護者有志とともに企画した。

 テーマは災害時の状況を念頭に置いた「親子で不自由を楽しもう」。榊原さんは「楽しみながら一つでも新たなことを知ってもらい、もしもの時に備えられれば」と話している。

 詳細は実行委のホームページ(https://6od6e.hp.peraichi.com/別ウインドウで開きます)へ。御船紗子

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