米国が撃墜した三つの飛行物体は「無害の可能性」 米情報機関が見解

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ワシントン=清宮涼
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 米政府は14日、北米で撃墜した三つの飛行物体について「商業や研究機関に関連し、無害だった可能性がある」とする米情報機関の見方を示した。今後、三つの飛行物体の残骸を回収し、解析を進めるとしている。

 米国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報担当調整官が14日の記者会見で述べた。米政府は4日に撃墜した中国の気球については、情報収集が目的だったとして中国政府を非難してきた。

 だが、その後に撃墜した三つの飛行物体についてカービー氏は、「中国のスパイ気球、あるいは外部の情報収集活動の一部だと具体的に示すものは見つかっていない」と述べた。また「(商用や研究など)無害な目的に結びついている可能性がある」との米情報機関の見解を明らかにした。

 一方、米軍制服組トップのミ…

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