三浦佳生が最年少V 憧れの羽生結弦さんに「少し近づけたのかな」

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 フィギュアスケートの四大陸選手権は11日、米コロラドスプリングズであり、ショートプログラム(SP)1位の三浦佳生(オリエンタルバイオ・目黒日大高)がフリーでも189・63点で1位となり、合計281・53点で初優勝を果たした。17歳8カ月での四大陸制覇は、17歳9カ月で制したネーサン・チェン(米)を抜いて男子では史上最年少となった。日本男子の優勝は羽生結弦さん以来、7人目。

 演技後の報道陣との主なやりとりは次の通り。

 ――今日の滑りを振り返ってください。

 「今日は前にキーガン(・メッシング)選手が素晴らしい演技をして、その流れというかいいムードをもらって、自分も滑ることができたので、良かったです。内容もしっかり緩急をつけながら滑ることができたので、良かったと思います」

 ――3位の佐藤駿選手と一緒に表彰台に上がりました。

 「ここに来てから駿とは一緒に表彰台に上ろうという風に意気込んで頑張ってきたので、駿もフリーはすごく素晴らしい演技だったし、本当に自分も負けていられないなという思いと、すごかったなという思いです。いいムードが来ていたので、自分も負けじと頑張ろうという気持ちで頑張りました」

 「駿が、今日の昼くらいに『1年前の今日は手術だった』と言っていて、やっぱり相当つらい思いをしたと思うし、その中でもめげずに頑張ってきた。こうして今、選手権のメダルを獲得していることは、これからの長いスケート人生でも駿に活気を与えてくれると思うので、僕もうれしいし、こうして一緒にメダルを取れたことを僕はすごくうれしく思います」

 ――高地だが、どういう影響がありましたか?

 「フリーよりSPの方がきつかったように感じました。フリーはノーミスできていたからかもしれないですが、いつもと変わらず滑れた。SPはすごいきつくて。乾燥して、のどが。息ができなくなる感じで、終わった後もしばらく痛くて、SPの方がきつかったのは、なぜかわからないです」

 ――自分でここまでできると驚きましたか?

 「最初、今日衣装を忘れてき…

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