小学5年と中学2年を対象にした今年度の全国体力・運動能力調査の結果が23日、公表された。運動やスポーツが「嫌い」と回答した割合は、小中ともに大阪府が全国で最も高かった。大阪府内の全8種目の合計点は小中ともに前回よりも低下し、全国でも下位だった。

 府教育委員会によると、調査には府内の全公立小・中学校計1415校の12万4512人が参加。握力、上体起こし、反復横とびなど8種目を実施し、運動や体育の授業に関する意識についても調査した。

 運動やスポーツが「嫌い」と答えた割合は、小学生男子が3・1%(全国平均2・4%)、女子が5・8%(同4・3%)、中学生男子が4・4%(同3・7%)、女子が9・8%(同7・5%)。いずれも全国で最も高かった。

 コロナ禍の影響で調査のなかった2020年度を除く直近5回の調査では、17、18、今年度で小中いずれも男女ともに全国で最も高かった。

長座体前屈は記録向上

 なぜ大阪の子は運動が「嫌い」…

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