性の多様性尊重「にじいろのまち」 高知・香南市が宣言

鈴木芳美
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 高知県香南市が性の多様性を尊重するまちづくりを目指す「にじいろのまち宣言」をした。11日付。性的少数者のカップルを公的に認める「パートナーシップ宣誓制度」も制定し、来年3月からの施行に向けて取り組む。

 宣言では、性的少数者の生きづらさや不安を軽減し、性的指向や性自認を理由とする差別や偏見をなくすことで、多様性が尊重された社会の実現を目指す。市が市民や企業とともに、性に関する差別や偏見をなくし、誰もが自分らしく、安心して暮らせるまちづくりを進めるとうたう。

 パートナーシップ宣誓では、市営住宅の入居を申し込めるようになることなどを検討。今後、職員の研修や市民向けの啓発映画の上映、講演会を予定している。浜田豪太市長は「誰もが多様性を認め合えるまちをつくっていきたい」と話した。

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