西九州新幹線で唯一の女性運転士 同僚と確立目指す「運転ノウハウ」

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釆沢嘉高 寺島笑花
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 長崎駅長崎市)を23日朝に出発した西九州新幹線の「一番列車」でハンドルを握った運転士、西尾麻衣子さん(31)は長崎県諫早市の出身だ。西九州新幹線を担当する約20人の運転士のうち、唯一の女性。「何十年に一回あるかないかの機会。そこに携われたことがうれしい」と笑顔を見せる。

 23日早朝に長崎駅であった記念式典で、西尾さんは「お客様に安心してご利用頂き、地域のみなさまに愛され、九州の発展に貢献し、世界に誇れる西九州新幹線をつくることに尽力していく」と宣言。花束を受け取った。

 2013年にJR九州に入社し、在来線で車掌業務などを担当。先輩の女性運転士の姿に憧れてその道に進むことを決め、16年に在来線の運転士になった。

 一歩先のステップとなる新幹…

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