情報科の教員採用、20年で1人だけの県も 公立高、地域格差の実態
編集委員・宮坂麻子 高浜行人 田中紳顕
2025年の大学入学共通テストに出題される「情報」をめぐり、全国の公立高校で専門免許を持たない教員が教えていることが、朝日新聞の調査で明らかになった。必ず履修する科目「情報Ⅰ」を、より発展させた選択科目「情報Ⅱ」の授業をする予定の学校数でも地域間格差が際立つ。専門家は「地方こそ情報を教える人材の育成を」と訴える。
今年度、113人の教員が情報を教える栃木県。うち正規の免許を持つのは41人にとどまり、ほかは臨時免許や、他教科の免許を持つ教員が教える。
県内のある進学校では、情報科の免許がない教諭が情報科主任になった。数学科の教諭と分担して1年生の情報を担当するが、プログラミングやデータサイエンスなど専門的な単元は、知識が豊富な非常勤講師が教える態勢にした。
進学校でも数学と掛け持ち 「時間取られる」
数学科の教諭は情報の免許を…
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