「忍たま」漫画家、コレクションを預託 手裏剣、撒き菱、火縄銃も

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福田純也
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 アニメ「忍たま乱太郎」とその原作漫画「落第忍者乱太郎」で知られる漫画家の尼子騒兵衛(あまこそうべえ)さんが28日、忍者に関するコレクション551点(206種類)を和歌山県九度山町に寄託した。町は、九度山・真田ミュージアムで公開する予定だ。

 尼子さんは、ミュージアム名誉館長の北川央(ひろし)さん(61)と町役場を訪れ、尼子事務所で所有する寄託資料の一部を岡本章町長らに披露した。十字や卍(まんじ)の型の手裏剣、撒(ま)き菱(びし)、苦無(くない)などの武器、火縄銃や忍び刀もある。コレクションは時代考証家だった名和弓雄から30年ほど前に譲り受けたり、漫画執筆のため自身で買い集めたりしたものという。

 尼子さんは「忍者ゆかりのいい場所にコレクションを引き継げてうれしい。日本で一番そろった資料を活用していただければ」とあいさつした。岡本町長は「忍者は子どもたちに夢を与える。忍者ファン、真田ファンの期待に応えられる活用をしたい」と話した。

 真田ミュージアムは、関ケ原

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