アンジェリーナ・ジョリーさんがウクライナ訪問 市民らは驚きと笑顔

ウクライナ情勢

クラクフ=坂本進
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 米俳優アンジェリーナ・ジョリーさんが4月30日、ウクライナ西部のリビウを訪れ、ロシア軍による攻撃でけがをした子どもらと面会した。リビウ当局者がSNSで明らかにした。ジョリーさんは国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の特使を務めている。

 リビウ州のコジツキー知事のSNSへの投稿によると、ジョリーさんはこの日、ウクライナ東部クラマトルスクの鉄道駅へのミサイル攻撃でけがをした子どもたちが治療を受けているリビウの病院を訪れ、子どもたちと交流した。ジョリーさんが子どもをくすぐって、笑顔でたわむれている動画も投稿された。

 リビウ駅では、国内避難民の支援をしているボランティアとも意見を交わしたという。コジツキー知事は「ジョリーさんを目撃した人たちはみな、彼女だということが信じられなかった。ジョリーさんはけがをした子どもたちの話に、心を打たれた様子だった」と投稿した。

 UNHCRによると、2月下旬にロシアによるウクライナへの侵攻が始まって以降、ウクライナの約770万人が国内避難民になり、約550万人が国外に逃れて難民になっている。(クラクフ=坂本進

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