競い合うメタバース 日本企業も続々参入 米技術見本市CES

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ラスベガス=神山純一 五十嵐大介
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 7日閉幕の米技術見本市「CES」で最も注目を集めたひとつが、「次世代のインターネット」と期待が集まる仮想空間メタバース」だ。自動車や半導体メーカーまで構想を披露。日本勢も相次いで参入を表明し、今年は競争が激化しそうだ。

 CESの会場で報道陣向けに事前公開した3日、パナソニックの子会社「シフトール」のブースに人だかりができた。

 岩佐琢磨・最高経営責任者(CEO)が自ら、めがね型の仮想現実(VR)端末とセンサーを身につけて実演。手足を動かすと、画面上のアバター(分身)が足首の動きまで再現した。

 VR端末はこの日初披露され…

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この記事を書いた人
五十嵐大介
編集委員
専門・関心分野
テクノロジー、経済、グローバリゼーション
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    おおたとしまさ
    (教育ジャーナリスト)
    2022年1月8日9時50分 投稿
    【視点】

    メタバースの出現が意味するところは、Zoomで会議ができればいいとかそういうことではなくて、本格的にバーチャル空間の中で経済活動が行われるようになるかもしれないという点だと思う。 休日には親子でメタバース内の水族館や動物園を訪れたり、メタ

    …続きを読む