ハピリンで「サキドリ博物館」 来年3月まで

小田健司

 【福井】来年10月に開館予定の「県立一乗谷朝倉氏遺跡博物館(仮称)」の見どころを紹介する展示会「サキドリ!新一乗谷博物館」が、福井市のハピリン3階パブリックスペースで開かれている。来年3月ごろまで開催の予定。

 会場には、新博物館の施設概要や、越前朝倉氏と遺構について学べるパネルのほか、遺構から出土した将棋の駒、羽子板、「バンドコ」と言われる暖房具などのレプリカも展示されている。

 27日は子ども向けのワークショップがあり、歴代の当主たちや遺構の出土品などをデザインしたオリジナルのキーホルダーを作っていた。

 開館予定の博物館は、現在ある資料館の西側約1万平方メートルの敷地内に、鉄筋コンクリート2階建て(延べ約5200平方メートル)を整備する。1階には建設準備中に見つかった遺構を展示する石敷遺構展示室、2階には朝倉家当主の館を原寸大で再現するスペースなどが設けられる…

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この記事を書いた人
小田健司
ネットワーク報道本部(大阪・堺支局)|地方行政や町ダネ、裁判など
専門・関心分野
権力監視、原発、公共事業、ボブ・ディラン