引退よぎったヤクルト川端「もう無理だと」 悔しさが自分を動かした

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藤田絢子 室田賢

手記 ヤクルト・川端慎吾

 引退も頭にありました。

 近年は代打が多かったのですが、結果が出なかった。どうやって代打の1打席で打てるんだろうと考え始めました。一打席集中で、もっと確実性をあげる打撃フォームに変えました。

 これまではセンスだけでやってきた感じで、あんまり考えていなかった。こんなに自分の打撃を見つめ直すことはなかったです。

 今となったら良い経験だったのかもしれないです。勉強もしたし、コーチや先輩など、いろんな人の話を頭に入れた。整理して、どれが自分にあっているのか試行錯誤して、今のフォームにいきつきました。

 ノリさん(青木宣親)から「やってみたらどう」と言われたアドバイスが生きています。

 今年のオープン戦のころに…

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この記事を書いた人
室田賢
スポーツ部|高校野球担当
専門・関心分野
スポーツ、社会