「時代革命」に衝撃、拍手 香港民主化運動描いた映画、東京で上映

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佐藤美鈴

 香港の民主化運動を記録し、カンヌ国際映画祭でサプライズ上映されるなど世界的に話題となった「時代革命(REVOLUTION OF OUR TIMES)」が7日、国際映画祭「第22回東京フィルメックス」(朝日新聞社など共催)で上映された。会場の有楽町朝日ホール(東京都千代田区)は約700席が完売し、上映後は大きな拍手に包まれた。

 「時代革命」は香港の周冠威(キウィ・チョウ)監督による152分のドキュメンタリー。2019年の「逃亡犯条例」改正案への反対運動以降、中国当局の締め付けで自由がそぎ落とされていく香港で、警察と衝突しながら最前線で戦った市民による抵抗運動の様子を映し出した。7月のカンヌ後、世界で初の上映となった。

リム・カーワイ監督「香港にとっても励ましに」

 上映の詳細は前日に公表され、駆けつけた男性会社員(52)は「映像を通して現場の様子が生々しく伝わってきて、衝撃だった。国際的にもまだ見られる機会が少ないと聞いたので、色々な人に届くといい」と話した。

 香港映画に詳しいリム・カーワイ監督も来場。「日本の大きな映画祭で上映されたことは素晴らしく、監督にとっても香港の人たちにとっても励ましになるだろう」と語った。

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 「この作品は一連の流れがま…

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この記事を書いた人
佐藤美鈴
デジタル企画報道部|Re:Ron編集長
専門・関心分野
映画、文化、メディア、ジェンダー、テクノロジー
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    倉田明子
    (東京外国語大学総合国際学研究院准教授)
    2021年11月7日19時14分 投稿
    【視点】

    私も観てきました。上映後に拍手が沸き起こり、ずっと止まなかったのが印象的でした。 2019年6月から2020年の国安法施行までの抗議運動の展開と、デモ参加者の心情が明瞭に伝わる優れた記録です。現場の緊迫感を体感しました。 監督は今なお香

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