「山本太郎氏に鼻をつまんで投票しない」 東京8区で街頭抗議

有料記事2021衆院選立憲れいわ

南彰
[PR]

 れいわ新選組山本太郎代表が次期衆院選で東京8区から立候補をすると発表したことをめぐり、選挙区である東京都杉並区内で10日、市民有志が抗議する街頭活動を行った。100人ほどが集まり、「地元の市民を無視した密室談合だ」とれいわ立憲民主党に対する批判が相次いだ。

 自民党石原伸晃・元幹事長が地盤の東京8区には、立憲、共産、れいわの3党の新顔が立候補を予定し、野党共闘を呼びかける「市民連合」の地域組織が一本化に向けた話し合いの場をつくってきた。

 話し合いでは、立憲新顔の吉田晴美氏に一本化する調整が進んでいた。ところが、山本氏が8日、れいわの新顔を比例区に回して自身が立候補すると表明。「調整しないとこんなことできない」と述べ、立憲側との一本化の調整が進んでいることも明らかにした。

ここから続き

 これに対し、「#吉田はるみ…

この記事は有料記事です。残り391文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら

  • commentatorHeader
    曽我豪
    (朝日新聞編集委員=政党政治、教育改革)
    2021年10月11日16時54分 投稿
    【視点】

    選挙本番が意識されるにつれ、与野党ともに候補者調整の難しさ、混乱ぶりが際立って来ました。もちろんまとまって闘う方が有利で正しい選択のように見えますし、とりわけ野党の混乱に関しては与党から「だから野党共闘は野合なんだ」といった決め付け批判が聞

    …続きを読む
2021衆院選

2021衆院選

ニュースや連載、候補者の政策への考え方など選挙情報を多角的にお伝えします。[もっと見る]