「1日100万回接種」 河野氏、週内達成の見通し示す
新型コロナウイルスのワクチン接種をめぐり、調整を担う河野太郎行政改革相は17日、「今週中には1日100万回(接種)が達成されることになるのではないか」と述べた。菅義偉首相が掲げた「1日100万回接種」が近く実現するとの見通しを示したものだ。
河野氏はこの日、日本商工会議所の三村明夫会頭らと職域接種などについて意見交換。冒頭のあいさつで、接種記録システム(VRS)の高齢者の接種回数が、15日は約57万回だったとしたうえで「自治体によっては接種票をまとめて次の日や1週間以内に入力するところがあり、1週間後には1・5倍の85万回ぐらい接種があったことになる。さらに(15日に)医療従事者への接種が11万回あった」と説明した。
自治体によっては後日まとめて接種記録を入力するケースもあり、リアルタイムで接種数を把握する仕組みにはなっていない。未入力分は、自治体が入力した時点で更新されることになる。15日は計96万回の接種があったと想定できることから、河野氏は週内にも1日100万回接種を達成できるとの見通しを示した。
首相官邸のホームページによると、15日時点で1日あたりで最も多い接種回数は9日の計約88万回となっている。
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